[RSウイルスの症状・治療・検査]子供も大人も100%感染する感染症について徹底解説!

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「RSウイルス」って聞いたことがありますか?あまり聞き慣れない名前ですが、100%の人が感染するといわれる非常に身近なウィルスなのです。大人にとってはただの風邪でも、赤ちゃんに移してしまうと大変なことになってしまうことも!赤ちゃんや小さなお子さんのママなら知っておくべきRSウイルス感染症について一緒に調べてみましょう!

文献情報

本記事は下記サイトを参考に執筆いたしました。

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キャップスクリニックは代官山、錦糸町、西葛西、北葛西、亀有、柏の葉、武蔵小杉にて土日祝も365日年中無休で診療しています。午前9時から夜21時まで開院。 小児科, 内科を365日。インフルエンザ・麻疹・風疹の予防接種から健康診断まで。休日診療, 夜間, 時間外の小児初期救急も行っています。紀尾井町に健診センターも開院。
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RSウイルスについて

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RSウイルス感染症
RSウイルス
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RSウイルスとは?

「RSウイルス」とは呼吸器の感染症を引き起こすウイルスのこと!

RSウイルスとは、Respiratory syncytial virus(レスピラトリーシンシチアルウイルス:RSウイルス)の略称で感染、発症すると呼吸器系の疾患を引き起こすウイルスのようです。風邪症状をもたらす一般的なウイルスです。

RSウイルスの存在は日本など世界中で確認されているとのことです。RSウイルスに感染、発症することを『RSウイルス感染症』と呼びます。

RSウイルスの感染力は非常に強く、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の乳児に感染すると言われています。ゆえに、赤ちゃんがかかりやすい感染症の、代表的な原因ウイルスと言えます!

毎年流行する風邪などの感染症の原因となるウイルスは数百種存在するようですが、その中でも赤ちゃんが最も感染しやすいのがRSウイルスです。

また、RSウイルスは一度感染しても免疫が十分にできず、繰り返し感染してしまいます。しかし、何度も感染するうちにだんだん免疫ができていき、症状は軽くなっていきます。

この感染症の症状は、風邪症状から肺炎症状まで大小様々です。大人になっても感染を繰り返しますが、一般的に風邪症状のみをあらわすことが多いようです。再感染の場合は、免疫ができているのであまり重症化しないようです。

特に注意が必要な対象者とは?

1.初めて感染した子

RSウイルスに初めて感染した場合、免疫がないため症状が重症化しやすくなります!特に以下に上げている生後3ヶ月未満の赤ちゃんや早産児、肺などに疾患がある小児の初感染に対しては非常に注意が必要です。

赤ちゃんー特に生後3ヶ月未満!

「生後数週間~生後3ヶ月未満」の乳児はRSウイルス感染症にかかりやすく、細気管支炎、肺炎などの重篤な状態になりやすいようです。この時期の感染は、急速な悪化による無呼吸発作や突然死の危険性もあるため決して油断できません。

0~1歳の赤ちゃんもこのウイルスに弱いようですが、2歳を過ぎると重症になりにくくなるようです。もし赤ちゃんに感染が疑われるなら、早めに病院に行って重症化を防ぎましょう。

2.早産児

早産児は、早く産まれてきたため、母体から得られる抗体が少なく、また呼吸器官が十分に発達していないため、重症化する危険性が高くなるようです。

3.特定の疾患がある小児

心臓・肺・神経・筋の疾患や免疫不全などの疾患がある小児は、RSウイルスに感染すると重症化するリスクが高まるようです。

4.高齢者

高齢者のRSウイルス感染の重要性に注目が集まってきています。毎年シーズンになるとインフルエンザは警戒されますが、インフルエンザとRSウイルスによる死亡率はと同等という報告もあります。

健康な大人のRSウイルス感染症は、通常風邪症状のみで回復するといわれていますが、加齢により呼吸器系などが弱っている高齢者は、時に重症化することがあります。特に慢性呼吸器疾患、例えばCOPD・喘息、慢性心疾患、免疫不全が重症化の危険性を高めるといわれています。

また、RSウイルスは非常に感染力が強いため、特に介護施設などでの集団発生に警戒が高まっています。高齢者施設入居者の5~10%がrsウィルスに感染、そのうち10~20%は肺炎発症、死亡は2~5%といわれています。

現在日本では、一般的に高齢者のRSウイルス検査は保険適用外であり、あまり行われていないため、高齢者の感染状況ははっきりしていないとのこと。実際の高齢者の感染者は先ほどの数値よりずっと多いと考えられます。

RSウイルス感染症の症状とは?

RSウイルス感染症は主に冬に流行るため、風邪の症状と間違える方も多いと思います。今回は、気になるRSウイルス感染症の症状をまとめてみました。

1.鼻水

RSウイルス感染症は鼻水が多いのが特徴といえます。鼻の粘膜にウイルスが付着すると、RSウイルスを鼻の外に洗い流そうとして、鼻水が出るのです。RSウイルスに感染すると、鼻水やくしゃみなどが数日続いて自然に回復することが多いようです。

この時、出た鼻水をすすってしまうとウイルスが体内に再び戻ってしまうため、なかなか風邪症状が治りません。鼻をかんでウイルスを外に出すようにしましょう。

初期は鼻水がサラサラしていますが、鼻水が続くとだんだん粘り気が強くなり量が増えるようです。それで、鼻水が黄色や緑色で粘り気がある場合は治りかけであるといわれています。

2.発熱

RSウイルスに感染してから2~8日の潜伏期間の後、発熱することがあります。発熱は数日間続くことがあります。RSウイルスに感染しても必ず発熱するわけではありません。むしろ高熱が続くことはまれです。

RSウイルスが体内に侵入すると、体はウイルスの増殖を抑えようとして発熱します。RSウイルスは高温に弱いため、体は発熱することによってウイルスとたたかいます。 そのため、すぐに解熱剤を飲むと回復に時間がかかる場合があることも知っておきましょう。

初めて感染した乳幼児でも、その約7割は、発熱が続いた後、数日のうちに回復するようです。ですが、特に0歳~1歳未満の赤ちゃんの場合、38度以上の発熱が数日続いた後、気管支炎や肺炎などに移行するということもあるので注意が必要です。

3.のどの痛み・咳

RSウイルスは感染すると鼻やのどの粘膜に定着します。RSウイルスが喉の粘膜で増殖すると痛みや腫れが生じるようです。

多くの場合は軽症で済みますが、咳がひどくなり、長引くことがあります。気道に侵入したウイルスを体外に出そうとするからだの働きによって、咳が出ます。

気道に炎症がおきると痰が増加し、粘り気が強くなります。からだが痰を体外に排出させようとして、ますます咳が出ます。

また、鼻水をすすると鼻水が喉の奥に流れ込んで咳の原因になります。鼻水はすするのではなく、きちんの鼻をかむようにしましょう。

4.喘鳴(ぜんめい)

RSウイルス感染症が悪化した乳幼児の症状として、喘鳴(ぜんめい)が特徴的です。3歳以下の子に多くみられるようです。

喘鳴とは呼吸する時に「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」と音がする症状のことです。喘息発作のような呼吸音がします。痰やウィルスが喉や気管支に達することで喘鳴が出るようです。

始まりはふつうの咳だったのに、だんだん咳が悪化して「ゼイゼイ」と苦しそうな呼吸になり、夜によく眠れなくなったりするのです。

中には唇や鼻が青紫色になり、呼吸数も増え、みぞおちがへこむほど、苦しそうに呼吸をすることもあります。

5.呼吸困難

RSウイルス感染症に初めてかかった乳幼児の約7割は、軽症で回復しますが約3割では咳が悪化し、呼吸困難になることがあります。

また、「呼吸困難」とは、呼吸がしづらくなる症状です。rsウィルス感染症の場合、呼吸が浅くなり、呼吸数が増えるようです。鼻で息をするようになることもあります。

呼吸困難見られる場合は、命に関わることがあります!入院治療の必要が考えられます。急いで病院に連れていきましょう!

6.無呼吸発作

さらに重症化すると、無呼吸発作に陥ることもあります。はじめは息苦しそうにしていたのに突然呼吸を止めてしまう場合もあるようです!

生まれたばかりの赤ちゃんは「周期性呼吸」といって、時々10秒くらい呼吸を休むことがあります。この症状自体は問題無いのですが、生まれたばかりの赤ちゃんは呼吸が不安定になりやすく、無呼吸発作を起こしやすいといえるのです。

「無呼吸発作」とは呼吸20秒以上停止すること、または、呼吸の停止が20秒以内であっても、脈拍が遅くなったり青ざめたりすることを言うようです。

特に生後1か月未満の赤ちゃんにRSウイルスが感染した場合、無呼吸発作による突然死の例も報告されているようなので、十分に注意が必要です。

RSウイルス感染症の場合、最初はただの風邪だと思っていても、あっという間に重症化することがあるのです。この症状にいたる前に病院にかかるべきですが、事態が急変して突然発作が起こってしまったら、夜間でも病院で診てもらいましょう!

7.気管支炎・肺炎

RSウイルス感染症が進むと、気管支炎、肺炎へと移行していく場合があるようです。生後2歳までにほとんどの乳児が感染しますが、その中の約30%の乳児が気管支炎や肺炎を併発します。

悪くなる時は、一気にここまで悪化することが多いようです!RSウイルス感染症による気管支炎は喘鳴(ぜんめい)を特徴として呼吸するとき「ゼイゼイ」いうようです。

また、再び感染した場合は体内に免疫があるため、症状は比較的軽いようです。再感染の場合は気管支炎や肺炎に発展する可能性は低く、風邪症状で済むことが多いようです。

さらに、呼吸機能の弱い高齢者や慢性肺炎の人は大人であっても重症化することがあるので注意が必要です。

RSウイルス感染症の原因とは?

1.咳やくしゃみ

RSウイルス感染症は感染者の咳やくしゃみ、さらに会話中に飛び散る唾液を直接吸い込む飛沫(ひまつ)感染により移ることがあります。咳やくしゃみは約1~2m飛び散ります。ウイルスが鼻や咽頭の粘膜に付着することによって感染します。

【飛沫感染の流れ】
①感染した人が咳やくしゃみをする
②1~2mの範囲にいる人がそのしぶきを吸い込む
③ウイルスがそのしぶきを吸い込んだ人の喉や鼻の粘膜に付着する

【飛沫感染しやすい状況】
・感染している人が別の人との会話中に、顔を背けずに咳をしてしまう
・感染している人との会話中に、相手が唾液のしぶきを吸い込んでしまう
・感染している人が、エレベーターの中で咳やくしゃみをする
・幼稚園などで、咳やくしゃみをする人の近くに座っている

RSウイルスは空気感染では移らないと言われています。つまり、RSウイルスに感染した人とただ同じ部屋にいるだけで移ってしまうというわけではありません。

2.キス

RSウイルスは、キスのような濃厚接触によって移ることがあります。感染している人の唾液にRSウイルスが含まれて、キスによって相手に移ってしまうことがあります。風邪をひいている時は特に赤ちゃんにキスをして、移してしまわないように気をつけましょう。

3.ウィルスが付いた物を触る、舐める

RSウイルスは感染している人の鼻水や唾液が付いている物に触ったり、舐めたりすると感染することがあるようです。これを接触感染と呼びます。

鼻水や唾液に含まれるウイルスは体外に出されても、4~7時間のあいだ生きていて感染する可能性があります。

【接触感染の流れ】
①感染した人がくしゃみや咳をした時に口を手で覆う
②ドアの取っ手やテーブルなどを触る
③別の人がそれを触る
④そのままの手で掴んでものを食べる
⑤ウィルスが鼻、喉の粘膜に付着する

【その他の具体例】
・感染した人と一つの鍋をつつく
・歯磨きの後、感染した人と同じコップでうがいする
・感染した人が鼻を噛んだティッシュを置きっぱなしにして、別の人がそれを触る
・感染した親が子供に自分の箸で食べさせる

RSウイルスーどんな治療?

1.薬を飲む、注射を受ける

RSウイルスに直接効く抗生物質のような特効薬はないのが現状のようです。それで対症療法行っていくしかないようです!薬を飲ましたり、注射をしたりして対処していきます。

【具体的な対処療法】
・咳、喘鳴(ぜんめい)ー痰の切れを良くする薬や、気管支を広げる薬
・鼻水ーアレルギーを抑える薬
・発熱ーカロナール(アセトアミノフェン)などの解熱薬
・食事が取れない場合ー点滴で体液バランスを整える
・抗生物質ー細菌感染の合併を疑う場合 ※rsウィルスにこの抗生物質は効きません。
・体力低下ー体力の回復を促進する薬

2.入院

脱水があり飲めない、激しい呼吸困難、二次感染が重篤などの場合には、入院を必要とすることがあります。

特に生後1〜2か月の赤ちゃんなどは感染を起こすと入院が必要になる場合があります。その際、多くの場合rsウィルスの有無を検査して、経過を予測するようです。

食事や水分が取れない場合は点滴で体液バランスを整えます。

呼吸困難が悪化すると、点滴、さらには人工呼吸器が必要になります。無呼吸発作による突然死を防ぐために常時経過を観察し、対処をしていくようです。

自宅でできる対処法

1.水分補給

発熱時は発汗し脱水状態になりやすくなります。脱水になると、喉や気管の痰が粘って吐き出しにくくなるので、水分を補給して喉を潤すことが必要です。

暑くて冷たいものが飲みたい時、ポカリスエットを飲むと良いといわれています。発熱して汗をかくと、水分とともに塩分も失われます。ポカリスエットにはナトリウムが多く含まれていて、水分と塩分両方を補給することができます。

また、ポカリスエットには炭水化物も多く含まれており、食欲が無い時のエネルギー補給に役立ちます。ですが、風邪症状があるときは、糖分や冷たい物の摂り過ぎはよくありません。

ですから、それでなるべく暖かい白湯やお茶を飲むようにしましょう。からだは体温を上げてウイルスとたたかうので、のどや胃腸を温めると治りが早くなるようです。

からだを温める生姜湯やビタミンcの含まれたはちみつレモンなどもよいでしょう。

2.安静にする

なにより体を安静にして、しっかり休むことが大切です。昔から『頭寒足熱』といわれていますよね。熱がある時は頭を冷やして体をしっかり温めましょう。

湯たんぽや電気毛布などがあれば効果的にからだを温めることができるでしょう。また、頭の冷却用に、冷蔵庫に熱さまシートを常備しておくと、便利かもしれませんね!

3.うがい

RSウイルスに感染すると、喉にウイルスが付着し炎症を起こしてしまいます。うがいは付着したウイルスやたまった痰を洗い流すのに効果的です。

この時うがい薬を用いるならのどを消毒することができます。RSウイルスは、消毒薬に弱いので、イソジンが効果的です。

さらに、暖かい緑茶でうがいしても、のどを消毒することができます。緑茶にはカテキンが含まれており、殺菌作用があるので効果的です。また、先程も述べたように、からだは体温を上げてウイルスとたたかうので、のどを温めると治りが早くなるようです。

4.栄養をとる

食欲が無い時は無理に沢山食べる必要はありませんが、栄養をとった方が治りが早くなります。胃腸に負担がかかり過ぎないように、消化の良いものを腹八分に食べるのがよいようです。
風邪に効く食材は、RSウイルスにも効くようです。からだをあたためる食べ物を選びましょう。

【RSウイルスー回復を助ける栄養素】
・エネルギー源になる炭水化物
・からだの新陳代謝を良くするタンパク質
・免疫反応を強めるビタミンC

これらの栄養素が含まれているものを積極的に取り入れましょう。

【RSウイルスに効く食べ物】
◇豚肉
体力回復するビタミンB1を多く含みます。一人暮らしの方でも、鍋に入れると、豚肉を簡単に取り入れられるかもしれませんね!

◇たまご
消化がよく、タンパク質をとることができます。卵酒やたまご雑炊にするのもいいですね!

◇生姜
からだをあたためてくれます。また、せきや痰を緩和する効果もあるようです。味噌汁やうどんにすりおろして入れると簡単にとりいれられます。

◇ネギ
体をあたため、新陳代謝をよくします。味噌汁に入れてもいいですね。

◇ニンニク
疲労回復や抗菌作用があり、免疫力を高めます。ガーリックライスにしてもおいしいです。

◇うめぼし
血液の流れが良くなり、抵抗力や免疫力がアップします。雑炊に合いますね!

◇生レンコンのしぼり汁
炎症を抑える作用があるため、咳やのどの痛みにきくようです。

◇大根おろし
抗菌力が高く、痰がきれやすくなります。焼き魚に添えるとおいしいですね。

【RSウイルスに良くない食べ物】
・アルコール類(卵酒や甘酒はOK)ー肝臓はアルコールの解毒に専念するため、解毒作用が停滞してしまう
・脂っこい物ー消化に悪い
・消化の悪いものー胃腸も弱っているのに、負担がかかる
・香辛料の刺激が強いものーのどを痛める
・コーヒー、紅茶ー利尿作用により、脱水症状を起こしやすい
・甘いものー糖分は胃に長く停滞して負担になる

RSウイルスの検査

RSウイルス迅速(じんそく)検査ーどんな検査?

最近では外来でもRSウイルスの迅速検査が行ないやすくなりました。この検査は簡単におこなうことができ、30分程で結果を知ることができるようです。

まず、鼻に綿棒を入れて粘膜の一部をこすり取ります。そして、モノクローナル抗体を用いる検査キットによってRSウイルスの有無を検査します。しかし、この時感染症の程度までは判断できないようです。

RSウイルスの検査って保険がきくの?

以前は入院する場合しか、RSウイルス検査に対して保険がきかなかったようです。しかし、2011年10月17日から、外来でもRSウイルスの検査に保険が適用されるようになりました。これで、小児科に行けば必要な場合、検査してもらえるようになったようです!

ただし、外来の患者すべてに保険がきくわけではないようです。保険が効かない子の場合、数千円の自己負担が発生するとのこと。たとえRSウイルス感染症であることを診断出来ても、RSウイルスの特効薬は無いため、対処療法を行うことしかできません。

保険適用の対象者は以下の通りになります。

【RSウイルス検査に保険適用者】
・入院患者
・1歳未満の赤ちゃん
・シナジス(パリビズマブ製剤)が保険適応される子

【シナジスの保険適用者】
・早産児(6~12ヶ月以下)
・呼吸器系、循環器系疾患のある子
・免疫不全患児
・ダウン症の子など
早産児以外の子にも2歳未満という年齢制限があります。

RSウイルスの検査は、特定の場合だけ行うようです。生後1〜2か月の乳児が重症の場合、経過観察中に無呼吸発作などの重篤な事態が生じ得ます。そのため、積極的にこの検査を行なうようです。主に「さらに重症になりそうな場合」、または、「入院が必要になりそうな場合」に、この検査を行なう場合が多いようです。実際、入院した場合のみ、この検査は保険適応になるようです。一方、1歳以上の子は重症化しにくいめ、この検査をあまり必要としないようです。

RSウイルスの予防法とは?

1.手洗い

RSウイルスは感染している人の鼻水や唾液が付いている物に触って、その手で触った物を食べると感染することがあるようです。

RSウイルスは石けんや消毒用アルコールなどにふれると容易に感染力をなくします。したがって、外出後や調理前、食事前は念入りに石けんを用いて手洗いをおこないましょう。手洗い後のアルコール消毒も非常に効果的です。

2.うがい

RSウイルス感染症は感染者の咳やくしゃみ、さらに会話中に飛び散る唾液を直接吸い込む飛沫(ひまつ)感染により移ることが多く、感染すると鼻や咽頭の粘膜に定着します。それゆえ、こまめにうがいをして喉の粘膜に付着しているウイルス洗い流すことは発症の予防に効果的です。

3.マスクの着用

RSウイルス感染症は感染者の咳やくしゃみ、会話中の唾液を直接吸い込むことによりうつることがあるようです。ですから、マスクを着用するとウイルスを吸い込みにくくなります。

また、風邪症状がある場合は咳によってウイルスを拡散させてしまう可能性があります。マスクを着用して、周囲への配慮をしめしましょう。

家の中でも、なるべくマスクをつけましょう。くしゃみや咳をする時は、人から顔をそらせること、ティッシュで隙間なく多い、使ったティッシュはゴミ箱に入れることも忘れないようにしましょう。

風邪の人との接触をひかえさせる

幼児や児童が家の外でRSウイルス感染、軽度に発症し、家庭内で乳児に移してしまうケースが少なくないようです。それゆえに、家庭内の児童や大人がRSウイルスに弱い乳児などへの感染経路にならないように注意することが必要です。

咳や鼻水などの風邪症状がある人は、なるべく0~1歳児との接触を控えた方が良いようです。特に冬に風邪にかかっている場合は注意が必要です。

感染している人の会話中に飛散する唾液のしぶきを吸い込んでしまい感染することもありますから、至近距離で話さないようにしましょう。

4.人ごみを避ける

特に冬はRSウイルスが感染しやすい場所に乳児をなるべく連れて行かないようにすると良いでしょう。病院、学校、職場、商店など人が多い場所は用心が必要です。

特に冬の保育園は低年齢児が多いため、RSウイルスが蔓延しているといわれているので、気をつけましょう。

5.予防注射

RSウイルス感染を予防する注射はあります!シナジスと呼ばれる抗体を投与します。これはワクチンではなく予防薬です。

RSウイルスの抗体を流行シーズンの間月に一回注射すると、肺炎などの重篤な症状を抑えれるといわれています。保険の対象者には制限があり、以下のようになります。

【シナジスの保険適用者】
・早産児(6~12ヶ月以下)
・呼吸器系、循環器系疾患のある子
・免疫不全患児
・ダウン症の子など

早産児以外の子にも2歳未満という年齢制限があります。当てはまる場合、流行シーズンに入ったら接種できます。

現在は大人の場合、たとえ高齢者であっても、保険適用外なようですね。保険適用外ですと高額になるようです。詳細が気になる方は医療機関に問い合わせてみましょう。

【乳児に感染させてはいけない】RSウイルス感染症の症状から治療までまとめました!|病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト」の(財)日本病児保育協会

RSウイルス感染症は何科?

赤ちゃん、幼児や小児にRSウイルス感染のうたがいがある場合は、小児科や小児内科に連れて行くのがよいでしょう。

健康な大人の場合は、RSウイルスに感染しても気付かなかったり、病院に行くほどの症状ではないと感じたりするかもしれません。

風邪症状があり、RSウイルスがうたがわれ、なんらかの要因でしんどい時は、内科に行くとよいかもしれません。大人の場合、RSウイルスの検査は保険適用外です。また、RSウイルスには特効薬がなく、対処療法が中心におこなわれます。

ですから、症状にあわせて何科に行くかを決めるとよいでしょう。頑固な咳が出続ける場合は呼吸器科、鼻水が止まらない場合は耳鼻科、耳鼻咽頭科、発熱の場合は内科に行くとよいかもしれませんね!

RSウイルスに関するみんなの体験談・感想まとめ

小林さん(会社員・25~29歳・女性)

現在3歳と2歳の子供がいるのですが、去年の夏2人が通っている保育園で季節外れにRSウイルスが大流行しました。うちの子供たちも感染してしまい、40度をこす高熱が続き咳が出て食欲もほとんどない状態でした。かかりつけの小児科に通いましたがRSウイルスは特効薬がないとの事で、咳をおさえる薬のみでした。特に上の子の症状がひどく、ほとんど何も食べる事ができず水分を取るのも難しく、危険だという事でかかりつけの小児科の先生が救急に紹介状を書いてくださりすぐに救急病院に行きました。救急でも見てもらうと、やはり咳がひどくこのままでは肺炎になる可能性もあるということで、すぐに点滴と吸引をしてくれました。「この点滴が効かなければ入院になります」と先生に言われその日は帰宅しました。翌日には点滴が効いたのか熱も落ち着き咳もましになり入院にはならずにすみました。子供たちには本当に辛いRSウイルスでした。

利恵さん(専業主婦・40~44歳・女性)
姪っ子が度々風邪らしいものを幼稚園で貰っていました。熱はそう高くなく、でも咳がからからとしたものが止まらなくてくるしそうでした。度重なるので、もしかしたらウィルス性のものではと疑い、町医者に連れて行きましたが、簡単に「風邪ですね」で済まされてしまい、そんなものかなと思いましたが、また同じ症状を患うので、大きな病院に連れて、小児科の先生を受けさせたら初めて耳にするRSウイルスという病名が出てきました。予防することはできないそうですが、2歳未満の子供がかかると大変なそうなので、これから兄弟ができる予定なので、またなった場合には下の子に移らないように気をつけたいと思いました。

蘭子さん(パート・45~49歳・女性)

次女が3か月になる直前に肺炎になり、検査でRSウイルスも出て、即入院となりました。ひどい風邪をひいている長女と一緒に、咳が出ている次女も小児科で診てもらったのですが、次女だけが肺炎の疑いがあると言われて総合病院に紹介状を持って行くことに。私も付き添いで1週間病室に泊まりました。治療は点滴で、ビタミンや抗生物質だったと思います。鼻水がひどく、痰がからむので、看護婦さんに何度も吸引してもらいました。

美里さん(専業主婦・40~44歳・女性)
RSウイルスには、実はシナジスという重症化を防ぐ注射があります。非常に高額な注射だそうで、誰でも受けられるというわけではありません。息子は早産児だったため、この注射を受ける対象となっていました。0才で迎える流行シーズン中、月に1度シナジスを受けに通院しました。注射の効果が1ヶ月しかないからです。赤ちゃんを連れて毎月病院は難儀でしたが、高額な注射を毎月無料で受けることができて、とても感謝しています。注射は赤ちゃんの太ももに打ちます。その後副反応がないことを確認するため、30分待ってから帰宅しました。

かずさん(会社員・35~39歳・男性)

友達の子供が1歳のときにRSウイルスにかかり肺炎で入院しました。上に兄弟二人もいるので、なにかしら、いろいろな風邪をもらってくるのですが、さすがに肺炎になったときは心配しましたが、今ではとても元気に幼稚園に通っています。うちも、3歳の長女が、ただの風邪だと思っていたものが、RSウイルスだと言われた時はびっくりしましたが、3歳ぐらいだと肺炎までこじらすことは少なく、むしろ赤ちゃんにうつさないように気をつけるよう、説明をうけました。

まとめ

「RSウイルス感染症」という名前を初めて聞いたという方も多いかもしれません。しかし、ほぼ100%の大人がかかったことのある病気で、時々ひく風邪もRSウイルスが原因であるかもしれないということを考えると、非常に身近な感染症であることがわかりますね!それゆえにRSウイルスの症状・原因・治療・予防法についてしっかり押さえておきたいものですね。

RSウイルス感染症は、主に冬に流行りますが、気温の低めな春や秋にも少なくないようです。また、夏でも発症する例が増えているようです。そのため、RSウイルス感染症に対して、日頃から用心することが必要です。

生まれたばかりの赤ちゃんがいっらっしゃるお母さんの中で、赤ちゃんの風邪が時々重症化することで悩んでおられる方も少なくないでしょう。先程挙げた症状が赤ちゃんに当てはまる方は、RSウイルスの感染を疑ってみると良いかもしれません。

0~1歳の乳児はRSウイルス感染症にかかりやすく、細気管支炎、肺炎などの重篤な状態になりやすいとのこと。無呼吸発作による突然死のリスクもあるため、決して侮れない疾患と言えます。もし乳児に感染が疑われるなら、早めに病院に行って重症化を防ぎましょう。

幼児や児童が家の外でRSウイルス感染、軽度に発症し、家庭内で赤ちゃんに移してしまうケースが少なくないようです。特に冬の保育園の中でRSウイルスがまん延しがちなようです!

上の子にとっては普段の風邪でも、乳児に移してしまうと大変な事態になりかねません!上の子が保育園から帰ってきたらしっかりうがい、手洗いをさせることや、赤ちゃんをなるべく保育園に連れていかないようにすることがRSウイルス感染症の予防に繋がります。

このことから、家庭内の児童や大人が赤ちゃんへの感染経路にならないように意識しておくことの大切さがわかります。予防としては手洗い、うがいが最も効果的です。たとえ重症になりにくいとしても、児童や大人もRSウイルス感染症の予防を日頃から心掛けていきましょう。

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