プレドニゾロンの副作用とは?不眠や高血圧になることがあるの?むくみなど9つの症状と食後に飲むなどの3つの注意点を紹介

薬、成分
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副腎皮質ホルモン製剤の1つであるプレドニゾロンの副作用について紹介しています。プレドニゾロンはどんな時に使われるのか、どんな副作用があり、どんなことに注意しなければならないのかについても解説しています。プレドニゾロンの副作用が気になっている人や副作用が怖くて使いたくないと思っている人におすすめの記事です。

文献情報

本記事は下記サイトを参考に執筆いたしました。

http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2013/06/2742f031e49f8f89fa3ff3053e94341d.pdf

医薬品情報・検索 イーファーマ|e-Pharma
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https://www.kyowa-kirin.co.jp/itp/treatment.html

http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/1nai/pdf/collagen-tomo00-steroid-2r.pdf

http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm220/pdf/news103.pdf

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大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学のホームページ:当教室で行なっている診療・教育・研究のご案内から最新の研究成果まで幅広い情報を発信します。

http://www.hinohp.com/files/10307.pdf

日本眼科学会:目の病気 緑内障
https://www.tomita-pharma.co.jp/
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東京女子医科大学病院 腎臓内科では「患者さんを中心に考える」を診療のポリシーとしています。腎臓病は短期決戦ではなく、長期に病気と戦う患者さんと寄り添っていくことになります。病気だけをみて診療することなく、患者さんの気持ちや社会生活などを尊重して治療することをモットーとしています。

http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00010794.pdf

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用法・用量は必ず守ろう|大日本住友製薬 健康情報サイト
日ごろ病院や薬局でもらう処方された薬を中心に、くすりの基本情報を、一般の方向けに分かりやすくまとめてご紹介しています。いざ、くすりを飲むときに迷わず、服用できるように、正しいくすりの知識を身につけることができるサイトです。

https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/130657-1-21.pdf

難病情報センター | アジソン病(指定難病83)

プレドニゾロンの副作用が心配なあなたに!

プレドニゾロンをはじめ、ステロイド薬を使う上で副作用を心配する人は多いのではないでしょうか。中には、副作用が怖いので使わないようにしているという人もいるかもしれません。プレドニゾロンは確かに副作用の多い薬ですが、炎症を抑える力が強い頼りになる薬でもあり、実際に治療のために長期間服用しながら生活している人がいます。むやみに怖がらずに、プレドニゾロンの使われ方や副作用、注意点などを知ることで、上手く付き合う方法を考えてみましょう。

プレドニゾロンってなに?どんな時に使われているの?

ステロイドの仲間!

プレドニゾロンはステロイドの種類や成分の名前です。ステロイドにはプレドニゾロン以外にもコルチゾールやトリアムシノロン、デキサメタゾン、ベタメタゾンなどいくつかの種類がありますが、一般的にはこの種類に区別をつけず、ステロイドと一括りに呼ばれていることが多いように思います。

腎臓の上にある左右一組の副腎という臓器があります。この副腎から副腎皮質ホルモンが分泌されていて、その中でも糖質コルチコイドという種類の副腎皮質ホルモンには、強力な抗炎症作用があることが分かっています。これを応用し、糖質コルチコイドを配合し作られた薬がプレドニゾロンなのです。

副腎皮質ホルモン製剤

プレドニゾロンは副腎皮質ホルモンを配合した薬です。プレドニゾロンを使用した副腎皮質ホルモン剤は、症状に合わせて幅広く使用できるよう注射や点滴、飲み薬、目薬や塗り薬などさまざまな形態で投与できるように作られています。副腎皮質ホルモン製剤には炎症や免疫を抑えるだけでなく、アレルギー症状を抑えるような作用もあるため、炎症性疾患や免疫疾患、アレルギー症状の治療にも役に立っています。

犬や猫にも使っている

人間の治療に使われるプレドニゾロンですが、実は犬や猫の治療にも良く使われるそうです。人の場合、プレドニゾロンをはじめ、ステロイド製剤は免疫疾患に使われることが多いですが、犬はステロイドが必要となる免疫疾患にかかることが多く、その治療として使われているそうです。またフィラリアが陽性になってしまった犬にフィラリアの予防投与を行う際には、副作用を抑えるためにプレドニゾロンを投与することもあります。

人間でもプレドニゾロンの副作用が気になるところですが、犬や猫も例外ではないようで、肝障害や嘔吐、下痢、感染症など人の場合と似たような副作用があるようです。人間の場合はムーンフェイスといって顔が丸くなってしまう副作用が出ることがありますが、犬にはその副作用は出ないそうです。また猫はステロイドに強いようで、副作用の出現は少ないことで知られています。

炎症を抑える

プレドニゾロンには炎症を抑えるという作用があります。人が発熱や痛みを感じ、炎症を起こす背景に、サイトカインやプロスタグランジンという物質が関与しているとされていますが、プレドニゾロンにはこの炎症の元となるホルモンを抑制することで、炎症を抑えるという効果をが現れます。この作用から、リウマチの関節痛を和らげるための治療に使われることがあるそうです。

ストレス抵抗作用を持っている

生きていると少なからずストレスはかかるものですが、実はケガや病気、事故による肉体的なものと、不安や怒り、緊張などの精神的なもの、両方のストレスから身を守れるように身体には仕組みが備わっていてます。人が何らかの原因でストレスを感じると、脳からの副腎皮質刺激ホルモンの命令を受け、副腎皮質ホルモンが分泌されるようになっているのです。

副腎皮質ホルモンは、もともとは自分の副腎から分泌されているものなので、ストレスがかかった時には身体がホルモンの分泌量を調整し、知らず知らずのうちにストレスへ対処してくれています。このことから、戦場の兵士のストレスを軽くするために使われていたいう歴史もあるようです。

副腎機能が低下するアジソン病という病気があります。副腎皮質ホルモンが出ないため、薬で補充する治療を受けなければなりませんが、発熱などストレスがかかった場合には、3倍近くの副腎皮質ホルモン剤を内服させます。このことからも、ストレス抵抗作用があることが分かると思います。

出血を止める作用もあった!?

プレドニゾロンをはじめとするステロイド薬には、出血を止める血小板の働きを促す作用があります。また血管の収縮作用が強いことから、ステロイド以外の薬剤ではコントロールできなかった出血を止血する際にも投与することがあるそうです。止血作用とは異なりますが、特発性血小板減少性紫斑病という血小板が減ってしまう病気の治療にもプレドニゾロンは使用されています。

膠原病をはじめ幅広い疾患に使われている!

副腎皮質ホルモンであるプレドニゾロンは、さまざまな病気に効果があり、診療科に関わらず幅広い疾患の治療に使用されています。特に強い抗炎症作用や免疫抑制作用があることから、自己抗体が影響していたり、関節や皮膚、内臓などの全身に炎症を起こしたりする膠原病やリウマチの治療によく用いられます。膠原病の治療では、大量のプレドニゾロンを使用することもあり、治療の効果と副作用のバランスを見極めながら慎重に投与をしていきます。

プレドニゾロンの主な9つの副作用とは?

食欲が増える

ステロイドは副作用で太る!そんな噂を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。プレドニゾロンを使用していると、中枢神経系への影響により食欲が旺盛になったり、肝臓への影響により血糖値が上がり、顔が丸くムーンフェイスと呼ばれるような状態になったり、手足はそれほど太らないのに、お腹や背中に過剰な脂肪がついてしまう中心性肥満になったりします。

これらの症状は薬の副作用であるため、プレドニゾロンの使用量を減らすことができれば改善すると言われていますが、カロリーを考えて食事や食事の量を調整するなどの注意が必要な場合もあります。

免疫の低下で感染症にかかりやすくなる

プレドニゾロンを使用している間は、風邪などの感染症にもかかりやすくなるため、注意が必要です。ただ、とても多い量を内服している訳でなければ、特別なことをする必要はなく、外に出かけるときにマスクをしたり、帰ってきたら手洗いやうがいをするといったことを心がければいいそうです。

免疫力が低下してしまうことから、身体のだるさや発熱など、風邪のような状態が続いた場合には、感染症の悪化が考えられることもあるため、プレドニゾロンを処方している主治医に相談する必要があるそうです。またプレドニゾロンの使用量が多い時には、感染症の予防のために抗菌剤を一緒に内服することもあるようです。

女子の大敵!ニキビなどの肌荒れも!

プレドニゾロンには外用薬もあります。外用薬の副作用として、ステロイド酒さ(酒さ様皮膚炎)というものもあります。ステロイド酒さは外用薬を中止して3日前後で起こり始め、顔が赤くなり、むくみや赤み、ほてりなどが起こります。また皮膚がカサカサになって、皮がむけてしまうこともあります。このようなことが起こるとびっくりしてしまいますが、多くの人が2週間をピークに6週間程度で改善してくるそうです。

症状がひどい場合は、自己判断で外用薬を再開してしまうと、また中止した際に同じことが起こってしまうため、対応に困ったら医療機関に相談してみるといいかもしれません。また、ステロイドざ瘡というニキビができることもありますが、これはプレドニゾロンの内服薬の場合でも起こり得る副作用です。これはプレドニゾロンの影響で皮膚上の細菌バランスが崩れてしまうためだとされています。

下痢や吐き気が起こることも!

プレドニゾロンの副作用として下痢や吐き気があります。これは飲み始めに起こりやすい副作用のようですが、吐き気や下痢がひどくて内服が継続できないような場合には、医師に相談するといいかもしれません。また吐き気はプレドニゾロンの離脱症状でも現れる場合があるようなので、注意が必要です。

不眠

ステロイドの成分である糖質コルチコイドは、普通だと朝に多く分泌されると言われています。これは身体を覚醒させるためですが、夕方以降は身体を休ませるために分泌が減っていきます。プレドニゾロンを飲むタイミングによっては、この自然な流れが崩れてしまい、夜眠れなくなるといった不眠の症状が副作用として起こることもあります。

不眠の副作用には睡眠導入剤などを使用して対応します。医師の処方や病気によっては夜にプレドニゾロンを服用せざるを得ないことがあるかもしれません。その場合は別としても、朝飲むように指示のあったプレドニゾロンは、できるだけ朝内服するように心がけたほうがいいかもしれません。

子供も注意!気分が落ち込むことも

ステロイドうつ病という言葉を聞いたことがありますか?プレドニゾロンには強い不安や気分が落ち込む、憂うつな気分になる抑うつという副作用を起こす可能性があると言われていて、実際には状況にそぐわないのに強い幸福感を感じる多幸感からはじまり、ソワソワして落ち着かない焦燥感、不安と気分の落ち込み、幻覚や妄想という経過をたどるとされています。

一部では、プレドニゾロンを1日40mg以上使用しているような場合や女性、うつ病の既往がある人などに起こりやすいのではないかという報告があります。子供がプレドニゾロンを服用している場合にも、このような副作用の出現には注意が必要です。子供の場合は、うつ症状に気づきにくいこともありますが、基本的には大人とあまり変わりはありません。

憂うつな気分になったり、遊びや好きだったことなどへの興味ややる気が見られなくなった時などは、慎重に経過を観察したほうがいいかもしれません。このような症状が見られた場合、気分の落ち込みや不安を軽減する薬を使うことも考えられるので、一度主治医に相談してみるといいかもしれません。

視力が落ちる

プレドニゾロンには目薬の点眼薬もありますが、副作用が目に起きやすいと言われていて、眼圧の上昇や緑内障、白内障などが起こる可能性があります。眼圧が上昇し、緑内障になってしまうと視力の低下だけでなく、視野が欠けてしまうなどの症状が見られます。点眼タイプのプレドニゾロンに見られやすい症状ですが、内服薬やや吸入薬、塗り薬の外用薬などでも起こることがあります。

また1年程度、点眼や内服のプレドニゾロンを続けている人の中で、1割くらいの人に白内障が起こってしまうことが分かっています。プレドニゾロンの影響で感染が起きやすくなっていることから、眼部帯状疱疹やヘルペス角膜炎など眼に関する感染症にもかかりやすくなってしまうため、視力の低下など気になる症状が起きたら、気のせいだと放っておかずに医療機関を受診したほうがいいかもしれません。

血圧も上げてしまう

プレドニゾロンを使用している人の中には、薬剤誘発性高血圧を起こす人がいます。これは、プレドニゾロンに含まれている糖質コルチコイドという物質に血圧を上げてしまう作用があるためです。一般的にプレドニゾロンを経口で内服した場合に起こりやすいと言われています。

過剰な血圧の上昇が続くと脳血管障害など重篤な病気の原因にもなりかねないため、高血圧の程度によっては、減塩を心がけた食生活を送る工夫や血圧を下げる降圧薬、利尿剤などを利用することでコントロールをはかる場合もあります。

脱毛が起こる

プレドニゾロンの副作用として脱毛が起こることがあります。脱毛は男女問わず、精神的に堪える副作用だとは思いますが、プレドニゾロンの副作用の中では、命に関わる重篤なものではないと捉えられているのか、文献等を調べても詳しく扱っているものはあまりないようでした。しかしインターネットでステロイドの副作用と脱毛について調べると、多くの人がこの症状を訴えていて、プレドニゾロンによる脱毛を多くの人が経験されているようです。

プレドニゾロンの特に気を付けたい副作用とは?

添付文書はあらゆる可能性が書かれている

プレドニゾロンが配合されているプレドニゾロン錠という薬を例に見てみましょう。添付文書には、これまで取り扱った副作用の他に膵炎や脳梗塞、血栓症など、読んでしまうとプレドニゾロンが使えなくなってしまうくらい怖くなるような副作用も記載されています。添付文書には、たとえ数人でも起こす可能性がある副作用は記載するしかないので、この副作用が全ての人に起こる訳でも、全ての副作用が起こる訳でもありません。

そのため、副作用について過度に神経質にならなくてもいいのかもしれません。病気にもよりますが、プレドニゾロンを使わなければならない場合、身体の中では炎症という火事が起きていて、ステロイドの力でその火事を消さなければならない状況であることが考えられます。副作用を恐れて適正にプレドニゾロンを使わないことで、かえってより大きなリスクを抱えることにつながる場合もあります。

やむを得ず、プレドニゾロンを内服しなければならない場合、副作用への不安が強ければ主治医や薬剤師とよく相談し、メリットやデメリットについて理解した上で治療ができるといいでしょう。

最も起きやすい副作用はムーンフェイス?

プレドニゾロンを配合した薬を対象に行われた調査では、約2300件中、500件程度に副作用が見られたとされています。その中でもムーンフェイスの頻度が高く、副作用が起きた症例のうち、およそ5分の1にあたる110件で確認されたという報告があります。

ムーンフェイスに悩まされている人の中には、最初は顔が浮腫んでるなと感じるくらいだったと初期の症状を振り返る人もいましたが、ムーンフェイスの原因ともなる中心性肥満はステロイドの影響によるコレステロールや体脂肪の上昇に伴い引き起こされると言われています。そのため、受診時の血液検査の結果などを気にしながら、体脂肪が測定できる体重計を使って運動量や食事量を調整してみるなど、日々の管理を工夫をしてみてもいいかもしれません。

副作用のサイン!皮膚萎縮とは?

皮膚萎縮という副作用は、痛くも痒くもないため、本人も気づかないことが多いそうです。皮膚萎縮は、皮膚が薄くなって、ちりめん布の生地のような細かいしわがよったり、血管が透けて見えるなどの現象が起こり、これは膠原線維が減少したことにより起こります。皮膚萎縮の副作用は、プレドニゾロンを長期間連続して使った際に見られることが多いようです。

命に危険が及ぶ可能性も!離脱症状とは?

私たちの身体では、プレドニゾロンに計算すると3~5mg前後のステロイドが副腎から毎日分泌されています。しかし、その量を上回るプレドニゾロンを長い間内服していると、副腎からステロイドの分泌が無くなってしまい、副腎不全の状態に陥ります。副腎不全の状態で急にプレドニゾロンの内服をやめてしまうと、身体の中のステロイドが足りず、だるさや吐き気、頭痛、血圧の低下などを起こしてしまいます。

実際に離脱症状が重く、亡くなったケースもあるそうです。この危険な副作用である離脱症状を防ぐためにも、プレドニゾロンは医師の指示通りの使用が大切です。

副作用を減らすために注意することとは?

食後に飲む

プレドニゾロンを処方される場合、基本的には食後に飲むよう指示があります。これは薬の吸収や胃腸への負担を考慮して決められているようですが、食事を基準に服用の指示を出すことで、プレドニゾロンの服用時間がある程度定まるというねらいもあるようです。ただし医師から指示がある場合は、もちろん食後にこだわらず医師からの指示が優先になります。

用法容量は必ず守る

用法用量を守ることはプレドニゾロンに限らず、薬を使う上での基本です。用法用量は薬を安全に使うために決められているものであり、薬を多く飲めば体調が必ずよくなるという訳ではありません。これまでにも書いてきたように、プレドニゾロンにはさまざまな副作用があり、使用量の調整が難しい薬剤です。医師は、症状とプレドニゾロンの副作用とを天秤にかけながら処方を調整しているため、この量を飲んでいても調子が良くならないということがあれば、勝手に多く飲んだりはせずに、主治医に相談しましょう。

自己判断でやめない

プレドニゾロンの使用期間や使用量によっては、副腎が日々分泌しているはずのホルモンの量を上回ってしまい、副腎自体の働きが弱くなっていることがあります。そのような場合に、自己判断で中止してしまうと、ステロイド離脱症候群という命に関わる重篤な副作用が出たり、プレドニゾロンを飲むことになった元の病気が悪くなったりということが起こる可能性があります。必ず医師と相談しながら、計画的にプレドニゾロンを減量した上で中止していきましょう。

まとめ

プレドニゾロンにはさまざな副作用がありますが、幅広い疾患に効果があり、炎症を抑える力が非常に高い薬です。ネット上では怖い薬だという情報も多く流れていますが、病気の状況によっては、やむなく使わなければならないこともしばしばです。プレドニゾロンを使用するメリットとデメリットについて医師や薬剤師とよく相談し、納得した上で服用しましょう。

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