事前に知っておこう!妊娠後期の腹痛の種類と対処法

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妊娠8ヶ月(28w0d)からは「妊娠後期」と呼ばれお腹も随分大きくなってきます。腹痛の種類も様々あって「これって病院で診てもらうべき?」と不安になることも多い時期。そんな妊娠後期に心配な腹痛についてお話します。

知っておきたい妊娠後期の腹痛について

妊娠28週を過ぎればいよいよ妊娠後期に突入します。正産期(36週〜39週)まであと少しのこの時期ですが、お腹も大きくなりマイナートラブルも増える時期でもあります。
特に腹痛は気になる症状ですが、痛みが強い場合でも「妊娠は病気ではない」という言葉がよぎって緊急性の高いものでも我慢してしまう妊婦さんがまれにいらっしゃいます。

まずは妊娠後期の腹痛について種類や原因を知って、「こんなときどうしたら!?」に備えましょう。

妊娠後期の腹痛、その原因と対処法

胎動による腹痛

妊娠後期に入ってすぐの8ヶ月頃は、赤ちゃんの動きも活発な時期です。胎動も盛んなため、お腹の中からの刺激で痛みを感じる場合もあります。

胎動が激しく痛みが強い場合は、ゆっくりと楽な姿勢で座ったり横になったりしてリラックスして過ごしてください。お腹に優しく手をあてて、赤ちゃんとお話するのも素敵な時間の過ごし方ですね。

お腹の張りによる腹痛

妊娠後期に入ると、お腹の張りもそれまでより起きやすくなります。少し休むことで落ち着くようなら心配はいりません。
あまりひどいようなら、病院で張りどめを処方してもらうことも可能ですから、心配な場合は相談してみましょう。

便秘による腹痛

妊婦さんによって様々ですが、妊娠中に便秘になる人は多いようです。いきむのが怖くて余計に便秘が悪化してしまう場合もありますから、恥ずかしがらずに病院でお薬を処方してもらいましょう。

妊娠後期(28週以降)のお悩みのなかでよく聞かれる便秘。後期になるとそれまでなかったママでさえなりやすいといわれています。人にはちょっと聞きづらい便秘について、妊娠後期における原因と対処法についてまとめてみました。

前駆陣痛による腹痛

別名「偽陣痛」とも呼ばれる前駆陣痛も、この時期におこります。姿勢を変えることでおさまったり、徐々に痛みが和らいで行ったりしますから、ゆっくりと横になって痛みの間隔を計ってみましょう。

陣痛による腹痛

「本陣痛」とも呼ばれる陣痛は、いよいよ出産がはじまる合図です。痛みの間隔が定期的だったり、だんだんと強い痛みになっていく場合は陣痛を疑う必要があります。
産院で事前に指示されたとおりの手順で、病院に行き受診しましょう。

切迫早産による腹痛

妊娠22週から36週の間に赤ちゃんがうまれることを「早産」と言います。切迫早産はその一歩手前、この期間中に赤ちゃんがうまれそうになることを言います。強い張りや痛み、おりもののような出血がこの兆候と言われています。まずは病院に連絡しましょう。

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)による腹痛

急な腹痛やお腹を触った時に硬くなっている場合は要注意です。
本来ならお産の後に出てくる胎盤が、お産の前(早期)に剥がれてしまう(剥離)ことで赤ちゃんはもちろん母体にも危険が及ぶ症状です。もしかして?と思ったら迷うことなく受診しましょう。

子宮破裂による腹痛

非常に強い痛みを伴います。一般的に分娩時におこる子宮の裂傷のことで、それも自然分娩中におこることは非常に稀であるとされている子宮破裂ですが、こういった症状もあることは覚えておきましょう。

いつもとは違う激しい痛みを感じた場合は、必ず受診するようにしましょう。

妊娠後期の腹痛、痛みの種類と緊急性

(■■■…緊急度「高」すぐに病院へ行きましょう)
(■■□…緊急度「中」様子をみて痛みが続くようなら受診しましょう)
(■□□…緊急度「低」リラックスしてそのまま様子をみましょう)

通常の張りと思われる痛みがある(■□□)

通常の張りと同じような痛みの場合は、リラックスして様子を見ましょう。まずはゆっくりと横になるなどして楽な姿勢で過ごしてください。
痛みが継続したり、定期的な張りや痛みになる場合は病院に連絡するなどして受診するかどうかを判断しましょう。

便意と思われる痛みがある(■■□)

便秘になりがちな妊娠後期、便通があまり良くなかったり、排便の際に強くいきまなければ出せない場合は検診の際でも良いので病院で相談しましょう。
妊娠中に飲んでも問題のないお薬を処方してくれることもあります。

定期的に張りや腹痛がある(■■□)

定期的な張りや痛みがある場合は、その間隔を計ってみましょう。
30分に1回程度の間隔で、定期的に張りや痛みを感じる場合は陣痛の可能性があるので病院に連絡して受診の指示を仰ぎましょう。

1日に感じる張りや痛みの回数が20回以上の場合も同様に、病院に連絡をしましょう。

いつもとは違う感覚の張りや痛みがある(■■■)

いつもの張りや痛みとは違った感覚がある場合は、陣痛の前兆または早産の可能性もあります。
「いつもと違うかも」と感じたら、まずは産院に電話して相談してみましょう。

破水を伴う腹痛の場合(■■■)

破水を伴った腹痛の場合は、すぐに受診しましょう。尿漏れとの区別がつかない場合も自己判断せず、病院で相談してみましょう。

お腹が硬く、痛みも激しい場合(■■■)

お腹が硬くなっている場合は、常位胎盤早期剥離の可能性があります。すぐに病院に連絡して受診しましょう。

場合によっては救急車を呼ぶ勇気も

よく「妊娠は病気ではない」と言われたり、「お産で救急車を呼ぶなんて非常識」という言葉を聞きます。もちろん妊娠は病気ではありませんし、通常のお産の場合救急車を呼ぶ必要はありません。
けれどそれはすべてが順調に進んでいる場合の話です。

異常な痛みがある場合や大量の出血がある場合は、赤ちゃんだけでなく母体も危険な状態な可能性があります。救急車を呼ぶのをためらうような場合も、まずはかかりつけの産院に連絡して指示を仰ぎましょう。

安定期といえども出産まではお腹の赤ちゃんと母体の健康を第一に考えて、安心してお産を迎えましょう。

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