あなたの胸ニキビ!実は病気かも!?その原因と治療法。

カラダの悩み
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胸の谷間や鎖骨付近を中心にできる胸ニキビ。露出が多い服を着る機会が多い夏場になると気になってしまいますよね。酷くなると痛みを感じたり跡が残ることもあるので注意が必要です。今回は胸ニキビの原因と治療法を紹介していきます。

顔のニキビより大変?胸ニキビが厄介な理由

胸や背中にできるニキビは顔のニキビより厄介な部分が多いことをご存知ですか?顔のニキビに関する情報や商品は溢れているのに、胸ニキビはどうしても忘れられがち。気づいたら治療が必要なほど悪化していることも少なくありません。

1- 治りにくく何度も再発を繰り返す

普段から鏡で見ることの多い顔と違って、胸や背中というのはじっくりと見る機会も少ないと思います。顔ニキビはすぐに見つけることができるので、ケアを行ったり生活スタイルを改めようという気持ちになりやすいです。ですが胸ニキビはどうしても発見が遅れがちで、気づいた時には悪化していることも少なくありません。

また自分では清潔にしているつもりでも、汚れや皮脂が詰まりやすい場所なのでなかなか改善に向かわないことが多いのです。それどころかどんどん数が増えてしまう恐れもあります。一度治ったとしても赤い跡が消えなかったり、新たなニキビが発生するという可能性も多いので本当に厄介です。

2- どうケアして良いのか分からない

顔のニキビに関する情報やケア商品は世間に溢れています。雑誌などでも特集されることが多いですし、洗顔料やクリームなどの関連商品もたくさん販売されています。顔ニキビができたらどうケアをすれば良いのか、というのは自分の経験上多くの人が見当を付けやすいのではないでしょうか。

それに比べて胸ニキビに関しての知識を持ち合わせている人は少なく、薬局などに行っても関連商品はほとんど見つかりません。胸ニキビができたらどう対処すればいいのか?という知識が乏しいのです。ついつい放置しがちになり状態を悪化させてしまうケースも少なくありません。

3- 見た目が気になる、お洒落ができない

顔のニキビも気になりますが、胸ニキビは夏場の女性にとって死活問題です。夏はデコルテが大きく開いた洋服や水着を着る機会も多いと思います。ですが胸にたくさんのニキビがあると、そのようなファッションを楽しむのもなかなか難しくなってきます。

胸や背中というのは意外と他人が見ているものなのです。友人の胸ニキビや、エスカレーターで前にいる人の背中ニキビが気になった経験はありませんか?本人はあまり自覚していないケースも多いのですが、他人からすると意外と目立っていて良い印象を持たれません。

大人の男性に多い?胸ニキビの原因

顔のニキビは10代の若者に多く見られますが、胸ニキビは大人になってから発生するケースが多いのです。これは顔ニキビの主な原因となる「成長に伴うホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌」とは違う原因が大きく作用していることが考えられます。では具体的にどのような原因が考えられるのか1つずつ紹介していきます。

1- 男性は要注意!体質によるものや掻いた汗の放置

胸や背中のニキビは男女問わずできますが、特に成人の男性に悩んでいる人できやすいと言われています。これは皮脂分泌を促す男性ホルモンが大きく影響していると考えられます。男性はどうしても皮脂分泌が活発である為、皮脂が詰まりやすく、胸や背中にニキビができてしまうリスクが高いのです。

またスポーツをした後、掻いた汗をそのまま放置するのも危険な行為です。汗を拭き取らずに放置していると、毛穴が詰まったり胸ニキビの原因となるマラセチア菌が増殖してニキビができるリスクが増します。もちろんこれは女性にも当てはまりますので、夏場やスポーツ後はしっかりと汗を拭き取りましょう。

特に注意してほしいのは男性ですが、もちろん女性でも皮脂分泌が活発な人や汗を掻きやすい人はいます。自分が脂性であったり、汗を掻きやすい体質だという自覚のある方は日頃からしっかりとケアをしていきましょう。汗をこまめに拭いたり、風通しの良い服を着るなどの工夫をするだけでだいぶ効果がありますよ。

2- ボディソープやシャンプーの洗い残し

胸や背中のニキビの原因として多いのが、この入浴時のボディソープやシャンプーの洗い残しです。ボディソープなどの荒い流しが不十分だと、その成分が肌に残り炎症を起したり毛穴を詰まらせてしまう可能性があります。香料が強い商品を使っている方は特に注意が必要です。

髪が長い女性は十分に洗い流せていないことがあります。しっかりとシャワーで流してから浴槽を出て、すぐにドライヤーか乾かすか髪の毛を束ねることをおすすめします。洗髪後にヘアトニック等を使う方もいると思いますが、その場合は首や背中などに掛からないように注意してください。

3- 下着や洋服による刺激

顔と異なり、胸や背中は常に下着や洋服と触れ合っています。この下着や洋服が原因でニキビができているケースがあります。チクチクとした素材の洋服による摩擦や、肌に合わない下着によってニキビができたり悪化するケースが多いのです。これは盲点かもしれません!

対策法としては、絹や綿など天然素材の下着に変えることをおすすめします。天然繊維の下着は肌に優しく汗を吸収しやすいのが特徴です。今まで化学繊維の下着で肌トラブル続きだった方が、天然繊維の下着に替えたら徐々に改善したというケースも少なくありません。

また洋服を選択する際に使用する洗剤や柔軟剤にも注意が必要です。香料が強すぎる商品を使っていたり、洗濯の濯ぎ残しがあると肌トラブルを起こす可能性があるからです。もちろん胸ニキビの原因にもなり得ますので注意してくださいね。

4- 不規則な食生活や脂っこい食事

日頃から肉中心の脂っこい食事を好んだり、糖分の高いスイーツをよく食べている方はニキビができやすい傾向にあります。これは脂質や糖質の過剰摂取により皮脂の分泌が活発になる為です。皮脂分泌が活発になり毛穴が詰まることでニキビができるリスクが跳ね上がります。バランスの良い食生活を心掛けましょう!

チョコレートやナッツ類を食べるとニキビができるという噂がありますが、これは適量を守って食べている分には特に問題がありません。チョコレートを食べたからといって必ずニキビができるということはないのです。ただし体質によっては翌日ニキビができてしまう方もいると思うので、その場合は控える必要があるかもしれません。

5- 肌の乾燥によるもの

肌の乾燥がニキビの原因になる可能性があります。「ニキビは過剰な皮脂分泌によるものではないの?」と矛盾を感じるかもしれません。ですが肌が乾燥しすぎている状態にあると、今度は逆に皮脂をたくさん分泌させようという作用が働きます。結果的に皮脂が必要以上に分泌され毛穴が詰まる原因となるのです。

特に注意が必要なのは冬場です。肌が乾燥しすぎないように化粧水を塗ったり、肌に潤いを持たせる入浴剤を使用すると良いです。毛穴を塞いでしまうようなクリームや乳液だと逆効果になってしまうので注意してください。サラッとした化粧水がおすすめです。もちろん安価なもので問題ありません。

どんな治療をするの?胸ニキビの治療法

ニキビの対処法を間違えると、どんどん悪化したり最悪の場合は跡が残ってしまう可能性があります。胸ニキビが気になる場合は早めに病院を受診しましょう。病院ではどんな治療が行われるのか、簡単に紹介していきます。

胸ニキビを治療したい場合は皮膚科へ

胸ニキビは、顔のニキビと同じように皮膚科で治療ができます。「ニキビくらいで病院に行くのは恥ずかしい」や「変な目で見られないか心配」と思う方もいるかもしれませんが、そのような心配は一切いりません。ニキビは立派な皮膚疾患だからです。医師側からすれば何もおかしいことはありませんので勇気を出して病院へ行ってください。

胸や背中のニキビは特に皮膚科への受診をおすすめします。ケアしにくい場所なので気づいたら状態が悪化していたり広範囲に広がってしまうことがある為です。場所が場所だけに恥ずかしいと思う方も多いと思いますが、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

どんな薬を処方される?皮膚科でのニキビ治療について

皮膚科でのニキビ治療は主に内服薬と外用薬の2種類になります。内服薬はビタミン系のお薬、もしくは抗生物質を処方されることが多いです。ニキビ改善の為にはビタミン群の摂取が重要なカギになりますし、炎症が酷い場合は抗生物質で症状を和らげていきます。

外用薬はステロイド(副腎皮質ホルモン)の場合が多いです。ステロイドは抗炎症作用と免疫力抑制作用があるのでニキビやアトピーに一定の効果が期待できます。治療法はニキビの状態や医師の判断によっても若干異なってきます。医師とじっくり話し合って納得のいく治療を選んでいきましょう。

胸ニキビの跡を消したい方へ

「ニキビは治ったけど跡が残ってしまった」というケースは多いと思います。顔にできるニキビは綺麗に治るのに、背中や胸にできたニキビは跡が残ってしまうという方もいるでしょう。ほとんどは色素沈着によるものなので時間が経てば自然に消えるので大きな心配はいりません。

ただしケロイド状のもの、凹凸があるニキビ跡は時間が経っても完全に消えないことが多いのです。個人でのケアには限界があるので、早めに皮膚科や美容クリニックなどを受診しましょう。内服薬や外用薬はもちろん、レーザー治療や外科手術といったような治療を行うこともあります。

胸ニキビではない?ニキビと間違えやすい怖い病気

なかなか治らないニキビ、痛すぎるニキビには要注意!ただのニキビだと思い込んでいたら、実は他の怖い病気だったということがあるのです。以下のようなニキビがある場合は注意が必要です。少しでもおかしいと思ったら皮膚科を受診しましょうね。

ニキビと酷使している「マラセチア毛包炎」

ニキビとよく似た症状が出る「マラセチア毛包炎」という病気をご存知ですか?胸や背中に赤いブツブツしたでいきものが発生します。ニキビとよく似ているので間違えやすいですが、ニキビより若干小さめで軽い痒みを伴うのが特徴となっています。

マラセチア毛包炎は、癜風菌(マラセチア・ファーファー)が毛包内で増殖して起こる炎症です。癜風菌は皮膚の常在菌なので誰の皮膚にも存在しています。発症の原因は高温多湿や不潔などになります。ニキビだと思い込んで市販の塗り薬などで対処しても改善に向かいません。マラセチア毛包炎を疑ったら皮膚科を受診しましょう。

痛みが激しい「帯状疱疹」

胸ニキビと間違えやすい病気の1つに「帯状疱疹」があります。これは水痘・帯状疱疹ウイルスへの感染で起こる病気で、赤い帯状の疱疹ができるのが特徴となっています。チクチクとした強い痛みを伴い、次第に水泡状の疱疹に変化していきます。胸の片側だけに疱疹ができるのも特徴的です。

通常、ニキビで強い痛みを感じることはないので見分けはつきやすいと思います。ですが初期段階では間違える方も多いので、帯状疱疹という病気があることを普段から頭に入れておいてくださいね。こちらも早めに皮膚科を受診してください。早めに治療を開始すれば痛みも早く引きやすく、跡が残ってしまう可能性も低いです。

しこりがあるニキビは要注意!

胸にしこりを感じられるニキビができた場合は注意が必要です。ニキビの中にもくっきりした芯を感じられるものはありますが、ニキビ以外の腫瘍である可能性も捨てきれません。胸ニキビと間違えやすいものに粉瘤(アテローム)があります。これは皮膚の下にある袋状のものに、徐々に老廃物が溜まっていくことできます。

始めのうちはニキビと間違えやすいのですが、徐々に大きくなるので見分けは可能だと思います。腫瘍の中心に黒い点があることが多いので覚えておいてください。炎症を起こすと痛みを伴ったり、破裂して膿が出てくることがあるので必要があれば外科手術で取り除きます。

その他にも、ニキビと間違えやすい腫瘍はいくつかあるので注意が必要です。胸だと乳がんの可能性もあるので、少しでも気になったり違和感を感じたら皮膚科を受診してください。

最後に

胸ニキビの原因や治療法について紹介してきました。顔のニキビと違ってあまり取り上げられることのない胸ニキビ。情報もケア商品も少ないので、1人で悩んだり放置している方も多いのではないでしょうか?今回紹介した原因に心当たりがないか、あれば生活スタイルを改善してみましょう。症状が酷い場合は迷わず皮膚科を受診してください。

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