排卵日が早まるタイミング?排卵日が早まる原因と改善法を解説!

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妊活などの際に、把握しておきたいのが排卵日です。その排卵日の時期が早まることや、遅れることってあるのでしょうか?普段の生活の中では中々分かりにくい排卵日ですが、その排卵日のしくみと排卵日が早まる原因について調べてみました。

排卵日のしくみ


排卵日とは、卵巣の中の卵子が成熟し、卵巣の中から飛び出す現象のことをいいます。毎月約20個の卵胞が成長する中で、最も成熟した卵胞が破れ、そこから卵子が卵管に向けて飛び出すことをいいます。残った卵胞はしぼんでいき、やがて体内に自然吸収されます。

そして、この卵子は、女性なら誰でも母親のお腹の中にいるときから、自分の卵巣の中に持っています。卵子は、卵巣の中で卵胞に包まれた状態で眠っており、思春期頃になると妊娠が出来るように体が整うため、それによって初潮が起きます。

そして、初潮が起きてから閉経になるまで排卵をし続けます。初潮が起きたあとも、しばらくは排卵のリズムが乱れるため、定期的には整いません。なぜなら、卵巣の状態がまだ未熟なために、女性ホルモンの分泌のバランスも乱れがちなため、初潮後数年間は生理周期も安定せず、排卵も不定期となってしまいます。

初潮から数年経つと、体も成長し生殖機能も発達するため、徐々に安定するようになってきます。もし、卵巣が成熟している成人女性で、生理周期や排卵日が安定しないという人は、女性ホルモンのバランスが乱れている可能性があります。

排卵日が早まる原因


排卵日が予定より前にずれる場合、排卵から次の生理までの期間は女性ホルモンの働きの影響で14日前後とほぼ一定なので、平均2週間という成長のための期間が短くなっているということになります。

卵巣から卵胞が成長し、成熟して排卵するまでには個人差はありますが、平均約2週間前後となっており、この期間に卵胞の成長を妨げる何らかの原因があると、排卵がずれることがあります。

この排卵のずれは、予定よりも早まる場合と、遅れる場合の2パターンがあるようです。予定よりも排卵日が早まる場合の原因と考えられるものには、以下のようなものがあります。

卵巣機能が低下している可能性がある

排卵日が早まる原因として、そもそもの成熟した卵胞がなく、排卵が正しく機能していない可能性も考えられます。また、卵巣機能の低下により、卵胞が十分に成長しきれずに排卵された場合などは、受精能力が低いために、妊娠がしづらい場合もあるようです。

卵巣機能の低下の原因としては、ストレスや体調不良などがありますが、ほかにも加齢や出産をまだ経験していないことから、生理の回数が多くなり、卵巣を酷使したために機能が低下しているという場合もあるようです。

また、卵巣機能の低下の原因には、更年期障害の可能性も考えられます。更年期障害と聞くと、40代後半頃からはじまるイメージが強いかもしれませんが、20代や30代前半でも若年性更年期障害の人が増えているようなので、、若いから大丈夫と過信せずに日頃から体の変化には注意するようにしましょう。

女性ホルモンのバランスが乱れている

また、排卵日が早まる原因には、女性ホルモンのバランスが乱れているという可能性もあります。そして、女性ホルモンのバランスを乱す要因は様々ありますが、中でも特にストレスは大きな要因と言われています。ストレスは、女性ホルモンの分泌指令を出す脳の視床下部に影響を大きく与えるため、脳からの適切な女性ホルモンの分泌指令を混乱させてしまうおそれがあります。

そして、ストレスは「嫌な出来事」などだけではなく、生活環境の変化(良い変化であっても)などによって、発生する場合があるので、季節の変わり目や引っ越し、転職などの環境の変化がある場合には、注意する必要があります。

また、女性ホルモンは女性らしいスタイルや、美しい肌の状態にも非常に重要な役割を担っているので、肌荒れや大人ニキビができた場合は、もしかしたら女性ホルモンのバランスに問題があるかもしれないので、そのような状態の時を女性ホルモンが乱れている、という判断基準としてみても良いかもしれません。

ごくまれに性行為でも早まる時もある

このほかに、「性行為で排卵が早まった!」という人もいるようですが、正確には性行為で排卵が早まるということは検証されてはおらず、「性行為の刺激で排卵が早まる可能性がある」というようなことはいわれています。

もちろん、きちんと卵胞が成長しており、排卵の準備が整っている段階のみですが、そのような状態の時に、性行為を行った場合には、性行為がきっかけで排卵が数日位なら早まる可能性はあるかもしれない、ということです。

排卵日が遅れる原因

排卵日が遅れる原因も、根本的な原因としては早まる場合とほぼ同じのようです。遅れる理由としては以下のようなことがあります。

卵胞の成長が遅い・成長していない

予定より排卵が遅れる場合は、卵胞の成長が遅くなっている可能性があります。その根本的な原因は、早まる場合とほぼ同じで、ストレスや体調不良、生活環境の変化や女性ホルモンの分泌バランスの乱れなどがあります。また、栄養バランスの乱れや低体温も卵胞の成長を遅くする原因のひとつではないかともいわれています。

卵胞の成長が遅いと妊娠しづらくなる可能性がある!

卵胞の成長が遅く排卵日が遅れる場合は、排卵日が早まる場合よりも、生理周期全体に悪影響を与える事になってしまうといわれています。卵胞ホルモンの分泌がスムーズではなく、卵胞が成長しにくいため、卵子の質も低下するといわれており、それにより排卵もしにくくなります。

このような状態の場合、排卵ができたとしても、精子と受精できる力があるか、もしくは受精できたとしても、着床する力があるか、などのさまざまな問題がおきやすくなるのです。

排卵日が早まると生理も早まる?


また、排卵日が早まることにより、生理ももちろん早まります。なぜなら、排卵から生理までは、ほとんどの場合、約14日間と決まっているからです。そのようなことから、排卵日が早まれば生理も同じ日数分はやまるということになります。

排卵周期がずれることは不妊につながる!

排卵周期がずれる原因は多く、このように複数のものがからみあって、影響を及ぼしていることがほとんどです。そして、2〜3周期くらい排卵日のずれを放置してしまうと、安定した生理周期に戻すのが段々と難しくなってきてしまいます。さらに、排卵日のずれを長期間放置してしまうと、最悪の場合には排卵をしなくなってしまうこともあるので、排卵日のずれを感じたら一度婦人科を受診し、相談してみる事をおすすめします。

また、安定した周期と比べて卵子の質が低下している場合もあるので、注意しましょう。また、生理不順などが数ヶ月続いているような場合にも、排卵が乱れている可能性があるので、きちんと基礎体温を測って記録をするようにし、自分の体のリズムを把握するように普段から心がけるようにしましょう。

このように、排卵日の予測がしづらいと、妊娠を望む人の場合そのタイミングを逃してしまう可能性もあるので、妊活中であれば早めに改善できるよう努めた方が良いでしょう。

排卵異常の原因


また、このような排卵日・排卵周期になんらかの問題がある場合、排卵異常の可能性もあります。以下に排卵異常の原因となるものを紹介します。

1.体重の増減や激しいスポーツ

体重の増減や激しいスポーツなどの影響から、無排卵となる場合もあるので、注意が必要です。肥満や痩せ過ぎ、どちらもそのようなリスクがあるといわれています。

また、ボディマスインデックス(BMI)が正常範囲の方は、妊娠しやすいと考えられており、このBMIとは、体重を身長の2乗で割った値であり、20~24kg/㎡を正常値とします。
例えば、体重50kg、身長160cmとしますと、50÷1.6÷1.6=19.5となり、ほぼ正常値と言えます。
初潮はボディマスインデックスが19以上にならないと起こりにくいと言われています。

ほかにも、レプチンの減少となるダイエットも原因の一つとも言われています。レプチンとは脂肪細胞が産生する満腹ホルモンとも言われるもので、満腹になるとたくさん分泌され、脳に作用し、食欲が低下して性腺刺激ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌が盛んになります。

そのようなことから、極端なダイエットは慢性空腹状態となり、レプチンの分泌を低下させるため、性腺刺激ホルモン(FSH,LH)の分泌や、甲状腺ホルモンの分泌を抑制をしていまい、無排卵、無月経や甲状腺機能低下を引き起こす可能性があるそうです。

2.脳からの指令異常

前述したように、排卵が起こるしくみには脳との関係が深いと言われています。脳内に視床下部というホルモンの中枢があり、まずここからGnRHというホルモンが分泌され、視床下部のすぐ下にある脳下垂体を刺激します。すると、脳下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)の2種類の卵巣刺激ホルモンが分泌されます。

排卵は、これら2種のホルモンの刺激をうけ、卵巣から卵が排出されるというしくみになっています。つまり、この2種類のホルモンがうまく分泌されていない場合に、排卵障害となる可能性があります。

排卵周期を正常にする方法


上記の内容から、排卵周期がずれることにより、妊娠がしづらくなったり、それを放置することで無排卵などを引き起こす可能性があることがわかりました。それでは、乱れた排卵周期を改善するにはどのような方法があるのでしょうか?

1.葉酸を摂取する

排卵がうまく起こらないのは、黄体ホルモンの分泌が悪いことが原因といわれています。黄体ホルモンの分泌を良くするためには、卵胞が成長し成熟することが重要となります。つまり、卵胞の発育を良くすれば、黄体ホルモンの分泌が良くなり、排卵が正常になるということです。また、卵巣の機能が低下していると、ホルモンの分泌が悪くなり、排卵障害をまねくため、「卵巣の機能をアップさせる」ことも必要となってきます。

これらの改善に効果があるのが「葉酸」といわれており、以下のような効果があるといわれています。

・卵胞の成長を促す(黄体ホルモンが活発になり、排卵誘発がスムーズになる)
・赤血球を増やすことで卵巣が活発になる(良質なホルモン分泌や排卵ができる)

このようなことから、葉酸を摂取すると排卵がスムーズになり、排卵周期も整うようになるといわれているようです。
次に、葉酸を多く含むものを紹介します。

・ドライイースト、焼き海苔、味付け海苔、煎茶の茶葉、鶏レバー、牛レバー、豚レバー、わかめ(素干し)、うに、えだまめ、など

このように、身近なものからも摂取することが可能なので、積極的に摂るように心がけましょう。また、サプリメントなどで摂取するのも良い方法です。

マカを摂取する

こちらのマカについては、摂取することにより効果がある人と無い人がいるようです。また、もともと排卵に問題が無い人が摂取した場合には、逆に排卵周期が狂ってしまうことがあるようなので、注意して摂取するようにして下さい。

マカの効能としては、冷え性の改善により代謝がアップしたり、ホルモンバランスの乱れを整える作用や不妊治療にも効果があるようです。そして、元々排卵に異常がある人は、ホルモンバランスの乱れが原因であることが多いため、マカの作用によってホルモンバランスが整い、排卵が正常になるという効果を得ることができるようです。ただし、マカが直接排卵機能に働きかける、というようなことはないようです。

マカを摂取するのには、ほぼサプリメントのみとなってしまうので、自分に合うサプリメントをよく選んで服用するようにして下さい。

まとめ

このようなことから、排卵日が早まったり遅まったりすることがありますが、そのような場合には何かしら排卵に問題がある場合があるので、注意が必要です。そして、排卵周期が度々乱れるようなことがあるのであれば、すぐに婦人科で受診することをお勧めします。

排卵周期の乱れを放置すれば、無排卵などの不妊症にもなりかねませんので、乱れが続くようであれば早めに診断を受けるようにして下さい。また、排卵はストレスとも大きな関係があるので、普段からストレスを溜めないような生活習慣を心がけるようにしましょう。そして、このような変化にすぐに気付けるように、普段から基礎体温を付けたり、生理周期や排卵周期をきちんと把握し、管理するような習慣も大切です。

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