牛丼アレルギーって何?アナフィラキシーショックが起こる?呼吸困難の症状が出たら注意!考えられる3つ原因と検査方法を紹介

病気
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牛丼でも、意外にアレルギーのリスクは潜んでいます。いったいどのような原因で、どんなアレルギーが発症する可能性があるのでしょうか。

牛丼アレルギーってなに?

牛丼のメニューを食べたときに発症する可能性があるアレルギー

 

牛丼アレルギーと聞くと、牛丼はアレルギーのリスクが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、今回の記事でいう牛丼アレルギーとは、そういった意味ではないことを前提として認識しておいてください。

肉、野菜、米、調味料、この世に存在するおよそ全ての食品には、アレルギーのリスクが潜んでいます。どんな食材でも、アレルギーを発症することは十二分に考えられるのです。

今回ご紹介する牛丼アレルギーとは、牛丼を批判するのではなく、あくまでも牛丼のメニューを食したときに、可能性としてあり得るアレルギーです。牛丼チェーン全般に同じことが言える内容でもあります。

牛丼アレルギーの原因とは・3つ

1.牛肉に含まれているタンパク質はアレルゲンになりえる

牛丼の食材の中でも、特にアレルゲンとなる確率が高いのは牛肉です。

牛丼といえばあの美味しい牛肉の煮込みですが、この牛肉こそ、牛丼のメニューの中でもアレルゲンとなる可能性が、トップクラスに高い食材なのです。

牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉などなど、動物の肉は基本的にタンパク質が非常に豊富な食材です。

食物アレルギーのアレルゲンとなる物質は、基本的にタンパク質ですので、タンパク質が豊富な牛肉は、アレルギー発症のリスクが高い食品であるといえます。牛丼も牛肉のアレルギーには、注意が必要なのです。

2.米に含まれているタンパク質もアレルギーを引き起こす可能性がある

近年、米アレルギーが増えていることをご存知でしょうか。米といえば私たち日本人の主食であり、日本人の心とも言うべき食材ですよね。しかし、最近この米を口にしたことによって、アレルギーを発症する日本人が、若い世代を中心に広がってきているのです。

牛丼も、米が使用されています。というよりも、米がなければただの牛肉の煮込みですので、牛丼として成立しません。米とは、そのほとんどが炭水化物で構成されている食材ですが、やはりタンパク質も含まれています。タンパク質が含まれている以上、アレルゲンとなるリスクはゼロではないのです。

3.ダシや調味料などに含まれているアレルゲンによる発症も

牛丼がなぜ美味しいのか、その秘密は、やはりダシや調味料などによって生み出されます。

しかし、このタレにも、やはりタンパク質は含まれているのです。タレに使用しているダシも、味噌汁などに使用しているダシも、元となるのはタンパク質を含む食材です。

その食材のタンパク質が残っているため、アレルゲンとなる可能性は非常に高いといえるでしょう。どのような食材が元となり、どのような調理方法で作られているのか、それによって実際にアレルゲンとなっている食材は異なってきます。

タレなどは、食材や調味料が複数使用されていますので、実際に、何がアレルゲンなのかを特定することは難しいでしょう。

牛丼アレルギーの症状・3つ

1.I型アレルギーの一つのアナフィラキシー

牛丼のメニューには、様々な食材が使用されているため、アレルギーの症状も人それぞれですが、中でも、代表的な症状の一つに挙げられるのがアナフィラキシーです。

アレルギー症状の多くは、免疫グロブリンEという糖たんぱく質が、抗体として作用し発症するモノですが、アナフィラキシーの場合は、これとは他に、アナフィラトキシンという物質が作用し、肥満細胞からヒスタミンなどの、化学伝達物質を放出させることによって、引き起こされる症状なのです。

ヒスタミンは、細動脈の血管拡張、細気管支の収縮、気管支痙攣などを引き起こし、呼吸困難、胃腸症状、失神、意識不明などさまざまな症状が現れます。このような症状の反応が激しく、全身性の症状となったものがアナフィラキシーなのです。

2.恐ろしいアナフィラキシーショック

多尿、呼吸困難、低血圧、失神、意識不明、脳炎、不安、腹痛、下痢、蕁麻疹、紅潮、流涙などなど、アナフィラキシーの症状はじつにさまざまです。しかし、数あるアナフィラキシー症状の中でも、もっとも恐ろしい症状といえるのは、やはりアナフィラキシーショックでしょう。

急速な血圧の低下によるショック症状です。よく蜂毒などの症状として、メディアでも取り上げられるので知名度の高い症状ですよね。しかし、アナフィラキシーショックは蜂毒だけでなく、食物でも引き起こされることがあるのです。

アナフィラキシーショックは重症の場合、命が危険にさらされる症状です。万が一、周りでアナフィラキシーショックを発症した人がいた場合、ためらうことなく即座に救急車を呼びましょう。

3.遅延型アレルギーにも注意が必要

アナフィラキシーをはじめとする、食物アレルギーの症状のほとんどは、食べてから数分後には、症状が発症する即時型花瓶と呼ばれる症状です。食べてすぐ症状が現れますので、食物アレルギーであるという判断が、素人でも比較的しやすい症状といえるでしょう。

しかし、食物アレルギーの中には、食べてから数日経過した後に、症状が発症する遅延型アレルギーという症状もあるのです。遅延型アレルギーは、リンパ球や白血球などの細胞性免疫が関与するアレルギーであると考えられており、主な症状は皮膚疾患であり比較的軽度なものが多いです。

怖いのは、やはり時間が経過していることで、その症状が食物アレルギーであると判断しづらいというポイントでしょう。ちなみにこの遅延型アレルギーは、どのようなメカニズムで発症するのか、現在でも詳細が解明されていません。

牛丼アレルギーはどんな検査をするのか

血液検査やパッチテストで抗原となっている物質を特定する

アレルギーとはそもそも、人間の免疫機能が機能することによって発症する症状です。食物アレルギーの場合、食品中に含まれているタンパク質を免疫が、異物として排除しようとしてしまうことがあり、このとき化学伝達物質が放出されて、症状が引き起こされます。

通常は免疫寛容と言って、免疫は食品中のタンパク質を異物として扱わずに、栄養として迎え入れるのですが、この免疫寛容が、なんらかの原因で正常に機能しなかったとき、タンパク質を異物とみなして、過剰反応しまうのです。

それでは実際に、どのタンパク質に対し免疫が過剰反応してしまうのか、が問題ですよね。それを病院で受けることのできる、血液検査やパッチテストで、ある程度特定することができるのです。

軽度の症状であれば家庭で行うことも可能な除去テスト

アレルギーの検査と聞くと、病院で行うものばかりであると思ってしまう人も多いですが、自宅で簡単に行うことのできる検査方法もあります。それが除去テストです。除去テストとは、その名の通り、日々の食事から、実際にアレルゲンと思わしき食品を除去してみるテストです。

簡単に言えば、牛丼の牛丼を食べないようにして、症状が軽くなれば、牛丼の牛丼がアレルゲンである可能性が高く、逆に症状が軽くならないようであれば、牛丼の牛丼はアレルゲンではない可能性が高い、それだけのテストです。

もちろん、篤なアナフィラキシー症状が出ているような場合には、素人判断のみで行うことはおすすめしません。一度医師の相談してからにしましょう。

医師の指示にしたがって行うべき誘発テスト

家庭で行うことのできる検査方法は、除去テストのみではありません。除去テストとは反対の、誘発テストも家庭で行うことが可能な検査方法です。敢えて、アレルゲンと疑わしき食品を口にすることで、症状が重くなるか否かを確認するテストが、誘発テストです。

もちろん、これは軽度の症状の場合のみに限られて、行うべき検査方法であり、重篤な症状が出ているにもかかわらず実施してはいけません。もちろん、事前に医師への相談も必要です。どんなに軽度な症状であれ、誘発テストにはそれなりのリスクが付きまといます。

決して素人のみで行うべきではありませんので、必ず医師の指示のもとで行うようにしましょう。医師の指示なしに、自ら行ってよいテストではないのです。

牛丼アレルギーは治るのか気になる!

治るケースと治らないケースがある

これは、牛丼アレルギーに限ったことではありませんが、食物アレルギーとは治るケースと治らないケースがあります。

たとえば、幼児期の食物アレルギーは、免疫寛容が成立していないことに起因していることが多く、成長とともに症状が改善され、治ってしまうことも少なくはありません。

大人になってから、重度のアナフィラキシー症状が現れた場合であっても、それを口にしないように生活し、医師のもとで治療を続ければ、治る場合もあるのです。しかし、だからといって全てのアレルギーが治るかといえば、もちろんそうではありません。結局のところ、食物アレルギーが治るか否かは、人それぞれなのです。

赤ちゃんの牛丼アレルギーには注意が必要

赤ちゃんni牛丼を食べさせる親はいませんよね。しかし、だからといって赤ちゃんと牛丼アレルギーが、無関係とは必ずしも断言できません。赤ちゃんに授乳をしているお母さんが、牛丼で食事をした場合、アレルゲンが母乳を介して赤ちゃんの口に入り、アレルギーが発症することもあるからです。

授乳中のお母さんの食事は、決して自分一人の食事ではありません。自分が食べた食品が赤ちゃんの大切な母乳になることを認識しておきましょう。

まとめ

牛丼が大好きな人にとって、牛丼アレルギーは、非常に発症したくないアレルギーですよね。食物アレルギーは、実際にどういった理由で発症するのかが、解明されていませんが、一説には特定の食品を食べすぎたために、発症することがある、と言われています。

どんなに美味しくて大好きな牛丼も、食べ過ぎればアレルギーを発症してしまう可能性があるのです。ほどほどにしておくことが、牛丼を生涯にわたって楽しむ方法といえるでしょう。

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